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| 商品開拓法 |
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現在、小売業の仕入開拓で多いのは展示会で探し、卸業から仕入る方法です。取扱商品やメーカーが決まっても、いろいろな方面にアンテナを広げ、常に情報を集め、新しい商品開拓をする努力が必要です。
●展示会
最もポピュラーな方法です。大型の合同展示会なら一度に多くのメーカーの開拓ができて効率的です。もともと、欧米等は日本のような問屋制度がなく、生産者が直接ショップへ売込んだりこのような合同展示会に集まって、その場で注文を聞くビジネススタイルが主流でした。国内でも、戦前からある問屋形態が時代遅れとなり、合同展示会や、メーカー卸との直接の取引が主流となっています。
合同展示会もいろいろあり、国内最大の雑貨の展示会「インターナショナルギフトショウ」主催ビジネスガイド社(これはおおよそ雑貨といわれる、全ての商材が集まります。伝統工芸品から輸入雑貨、健康関連雑貨やキャラクターものなど、ない物がない程の規模です)、眼鏡の展示会「IOFT」、ファッション関連の最大の合同展示会は「インターナショナルファッションフェアー(IFF)」主催繊研新聞社、若者向けのカジュアルウエアーの合同展示会「フロンティア」、他にも玩具の合同展、靴とファッション雑貨の「MODS」、食品展やモーターショウなど、いろいろな産業ごとに開催されます。
また、アーティスト系の物を探すなら「デザインフェスタ」や「芸祭」などがあります。
主に、開催は東京です。地方の展示会もありますが、規模から考えると、東京の展示会を見るのが最も効率的で、良いところが出展しています。
●問屋・卸・スーパーデリバリー
問屋と言えば、古臭いイメージが拭えませんが、急な商品探し等で重宝する場合もあります。最近はどんどん廃業するところが多いのをみても、時代に合わない業態には違いありません。
雑貨やファッション関係の問屋が集まっているのは、大阪の船場〜本町界隈(江戸時代から続く商業の中心地です)や、東京ですと日本橋界隈や浅草界隈などです。
案外、このあたりの生地問屋や資材問屋などには、昔の貴重なデッドストック物があったりするので、宝探し的に見にいくのは楽しいものがあります。
問屋といっても専業でやっていて、今の流通になくてはならない会社があるのも事実です。専門の知識とネットワークを持っているので、物を作ったりするときには強力な力を発揮します。このようなところは専業卸(生地専業など)として、活躍しています。
そして、ネット社会に新しく誕生したスーパーデリバリーです。各種の製品メーカーを組織し、インターネット上から最新の商品を探す事が出来ます。
売れ筋のメイン商材、急な店頭補充、イベントなどでの商品手配と、普段付き合いのない商材も簡単に探す事が出来ます。
これからの商品仕入になくてはならないシステムです。
●業界誌・専門誌
「チャネラー」(ファッション専門店向けの専門誌)「ファッション販売」といった業界向けの新聞・雑誌、また、一般向けの「雑貨カタログ」等の雑誌も、新しい情報を提供する事が目的ですから、新しいブランドや商品を探す手助けとなります。
また、記事内容によっては、ブランドターゲット像・カテゴリー分析・クラスター分析といった詳細な情報が載っていたりするので、自店との比較も出来、ショップ作りの参考にもなります。
●産地
国内には様々な産地があります。産地は昔から受継がれて来た伝統や技術を持っています。しかし近年、海外の安い労働力に生産シフトが移り、どこの産地も後継者不足と仕事の減少で衰退の一途をたどっています。
大量生産工業製品の生産拠点移転は、世界的な歴史の流れなので止めようがありませんが、付加価値の高い産地職人の匠の技は、伝統とともに後世へ伝えていかなければならない文化的遺産です。
日本各地にある産地は、自治体などと共同で地場産業活性化を図っています。
あなたが目的とする商品の産地を探し(インターネットで探してみて下さい)、そこの自治体や工業組合から商品情報や展示会情報を探し出して下さい(無い場合も多いですが)。
また、このような産地には有力なメーカーも多く、独自の技術を持って世界を相手にしているようなところもありますので、ぜひ探し出して下さい。
<有名な産地の例>
絹織物・・・京都府丹後産地、京都府西陣産地、福岡県博多産地、新潟県十日町産地
タオル・・・愛媛県今治産地、
ニット・・・大阪府泉州産地、富山県富山産地
かばん・・・兵庫県豊岡産地
ケミカルシューズ・・・兵庫県神戸産地
他にも陶磁器(佐賀県唐津や瀬戸など)、銀食器(燕市)、金属刃物(兵庫県三木市)など日本中にいろいろな物の産地が点在しています。
身近なところの産地を調べて、そこの逸品物を扱い、その製品の良さを(良いものでなければいけませんが)日本中に広げるのも、あなたの大切な使命かもしれません。
●他のショップ
商品を探すときに重要なのが他のショップからの情報です。近過ぎてはいけませんが、旅行のときなどに、その街で気に入ったショップへ入り、扱っているブランドやメーカーを調べるのは、重要な情報収集の手段です。
気に入った商品があれば、思いきってお店の方に聞いてみるのが良い方法です。同じようなショップをしているなら、お互いに情報交換ができるので、離れていて顧客のバッティングがないなら、良い協力関係を築ける事があります。
近くのショップでも、ショップ同士の情報交換を密にしていると、色々な情報をシェアできます。先ずは近くから、同業に限らず、同じような顧客層のカフェや美容院などと情報交換が出来れば、顧客の紹介や宣伝をはじめ、合同でのイベントなど協力関係が築けます。
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