それでは、まず3つの「態度」から、ご説明したいと思います。
3つの「態度」は、【表情】、【声のトーン(調子)】、【お辞儀】によって構成されています。
(1)表情
人の感情を表す言葉として、古来から「喜怒哀楽」という4つの感情が基本とされています。
そして、この「喜・怒・哀・楽」には、それぞれ固有の「表情」があります。
そして、このうち、接客の場面においては、「怒」の表情は使いません。
(余談ですが、消費者が「感じ悪い!」と思う原因の多くは、販売員がこの「怒」の表情をしてしまっている場合が多いのです、ですから、この「怒」の表情を見せないようにするだけでも、消費者の印象は大きく変わります。)
接客の場面においては、「怒」の表情は使いませんから、残り3つの表情、
1.「喜」の表情−嬉しいことがあったときの「ヤッター!」という表情0000cc
←このアイコンはココ(Abi-Station)でつくりました
2.「哀」の表情−哀しいことがあったときの「残念…」という表情
3.「楽」の表情−楽しい気分のときの「微笑み」の表情

この3つの表情が使い分けられるようになればOKです。
(できない方は鏡の前でちょっと練習してみてください、すぐにできるようになりますよ。)
(2)声のトーン(調子)
私たちは日常生活において、場面に応じてさまざな声を使い分けています。
恋人に甘えるときの「猫なで声」、アイドルと出会ったときに出す「黄色い声」、場面に応じて、さまざまな声を使い分けていますよね。
しかし、接客の際に使う声はたった3種類で充分なのです。
1.高く、強い声のトーン
電話にでるときなどに使っている、いつもより高く、強い声です。
2.いつもの声のトーン
友人と普通に会話するときに使っている、いつもの声です。
3.低く、弱い声のトーン
悩みごとの相談をしているときなどに使っている、いつもより低く、少し弱い声です。
接客のときには、この3つの声のトーン(調子)を、使い分けられるようになればOKです。
(3)お辞儀
最近は普段の生活で、この「お辞儀」をする場面が少なくなりました。ですから、お辞儀が不得意な方が多いかもしれませんが…、大丈夫です。
たった4種類のお辞儀をおぼえていただくだけで充分ですから。
そして、この4つのお辞儀の違いは、角度にあります。状況に応じて角度を変えてお辞儀ができるようになればいいのです。
1.約3度のお辞儀(会釈)
2.約15度のお辞儀
3.約30度のお辞儀
4.約45度のお辞儀
たいていの人は、全身が映る鏡の前で5分も練習すればできるようになるでしょう。
以上、3つの「表情」と、3つの「声のトーン(調子)」、そして「4つのお辞儀」を理解できたなら、あとは次に述べる
7つの「接客用語」と適切に組合わせて使えるようになれば、接客の基本テクニックはマスターできたことになります。