そして、ファッショントレンド情報が消費者の間に浸透した頃に、各ショップの店頭に実際商品が並び始め、実売期に突入することになります。
2年前のインターカラーの流行色提案に端を発した、トレンドを生む出す工程が、いよいよ実際の商品となって、私たちの目の前にお披露目されるのですね。
ここまでが、トレンドを生む出すプロセスの流れです。
だいたい、ご理解いただけましたでしょうか?
さてと、ここからが本番。
このように2年の歳月を掛けて生む出されてきたトレンドの数々。
実際、ビジネスとして成功しているのでしょうか?
その答えは‥?
「アタリもあれば、ハズレもある」、なんですね…。
実際の現場では、すべてが消費者に受け入れられるとは限らないのが現実なのです。
いくら、ファッションビシネスのプロ達が、2年も前から、「今年のトレンドはこれだ!」といって焦点を定めて、
流行を作り出す作業をしてきたとしても、実際、消費者にそれが受け入れられるとは限らないわけですね。
一例を挙げれば、2004年春夏のトレンドである「色柄もの」は、前評判のわりに、あまり売れませんでした。
プロの間では評判が良くても、消費者の間には思ったほど浸透しなかったのです。
また、ストリートファッションに代表されるような、トレンドに関係なく、消費者側から発信されるファッションも現れはじめ、電子メールなどのITの進歩により、それらの情報がまたたく間に、消費者の間に行き渡る時代になってきました。
2年も前から現在のことを予測しビジネスに繋げていくのが、とても困難な時代になってきたのですね。
そこで、アパレル業界に急激に台頭してきたのが、『SPAモデル』というものです。
今やアパレル業界では、この『SPAモデル』が「主流」といっても過言ではありません。
この『SPAモデル』とは、いったいどのようなものなのでしょうか?